魚(寿司)=サーモンになり、魚ではなくなる。出張寿司・ケータリング・宅配寿司

 

ここのところ、台風は多いし、愛する広島カープの優勝やらで釣りがご無沙汰ですが、今週の土曜日にイカ釣りの予定です。

 

さあ、今日はゆっくりカープの話です……….。

 

 

今回は「サーモン」についてです。

 

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まず、断っておきたいのが、次の事を言いたいわけではありません。

 

①サーモン=鮭ではない。

②高級寿司店ではサーモンはない。

③輸入サーモンはチリ産とノルウェー産で輸入量の80%を占める。

④輸入サーモンの安全性について。

⑤寄生虫について。

 

もっと、恐ろしい話です……..(嘘)

世界では、寿司=サーモンになる。

香港の寿司屋で撮りました。

メニュー表でもサーモンはメインの商品でした。

 

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マグロもいいものが出てきました。

世界的な和食ブームとヘルシー志向が重なって、サーモンの消費量は増える一方です。

あ~、本当にサーモンが主役なんだなあ、と思いました。

2014年の11月です。

 

魚=サーモンになる。そして魚ではなくなる。

サーモンはノルウェー政府の後押しもあって、世界中に広がっています。

また、完全養殖の技術どころか、これまでよりも少ない餌でこれまでと同じくらい大きく、メスでも卵を持たず身に栄養があり、これまでの倍のスピードで大きくなるサーモンが開発され、しかもアメリカのFDAが認可しました。

開発されたのは20年程前です。

人体にも自然環境にも影響はすくないと判断しました。

これって……

 

人がコントロールできる魚になった。

数年前に、サーモン養殖ビジネスに三菱商事も参入とニュースになってましたね。

アメリカ飼料大手のカーギル(年商12兆円)もサーモン養殖飼料に参入しています。

世界の穀物市場や飼料市場には、いまさら新規参入は出来ませんが養殖ビジネスはまだまだこれからの産業です。

食料の分野に日本企業が出てくるのはとても意味が大きい事です。

日本企業の世界とのグローバル化のスピードの差はいかんともしがたいものはありますが、水産学を勉強してきたものとしては、とてもうれしく応援したくなります。

 

そして水産業に光がさした!

日本の養殖技術は世界一です。

マグロの養殖も頑張ってますね。

今から、第2、第3のサーモンを目指して完全養殖と低コストで大きくなり、10年、20年後に世界規模のマーケット拡大を可能にする魚を国家の施策として是非、作りましょう!

私はウナギだと思います。

 

広島カープも自前の選手だけを育てて優勝するのに25年かかりました!

水産業もやりましょう!

あ!やっぱり、カープで〆ちゃいました(笑)

すいません。

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今日は少し真面目になりましたが、ご意見などございましたら、こちらからお願いします。

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