山陰の鳥取で5歳の頃から魚釣りを始め、小中高では夜な夜な自転車で砂丘に出かけて、一人で釣りをする、家では釣ってきたブラックバスを飼って観察する、そんな子供でした。

当然のように、大学でも水産学を専攻し、住んでいたのが神奈川県藤沢市でしたので、江の島で釣りをし、研修センターのあった静岡の下田でも釣りをし、カニの卒業論文を書いて卒業しました。

最初に就職したのも、寿司ロボットのメーカーでした。営業で寿司の現場を見ていたら、自分でもやってみたくなり神奈川県の人気回転すしチェーンに転職しました。

そこで寿司の握り方やさばき方を教わりました。自分ならもっと良い寿司が出せると思いあがり(若さゆえに?)、回転すしを辞め、外資系金融会社に就職し、寿司を握れる営業マンとして客先で寿司を握り始める。

一般家庭、経営者のパーティー、食べ放題など100以上の出張寿司の実績があります。恥ずかしながら、私自身の結婚式の2次会でも寿司を握りました。

大好きな釣りは江の島から船に乗り、多い時には週に3日乗っています。

五年前に、大学時代からの水産関係者、仕入れ業者、釣り仲間(?)の人脈をいかし、神奈川県大和市に2店舗、宅配すしを開店する(現在は譲渡)。

自分で釣った魚や水揚げされたその日に寿司にしてお届したり、魚によって、「何日目が一番美味しいのか?」の実験を重ねたり、活〆の釣り魚の買い取りシステムを構築することで、WEB出前サイトで「本当の魚の味がする」との声を多く頂き、地域NO.1の評価を頂きました。

 

とびうおは、魚の本来の美味しさを伝えるにはどうしたらよいか?を考えて、水産業復興のために、新しい切り口で魚消費拡大を目指します。

まだまだ、魚の味は本当に奥深いものだと痛感させられます。

その視点を持つ事は、昨今、グローバル化が叫ばれる中、日本人のアイデンティーを再確認することでもあり、これからどう生きるべきか先人たちはどう考えてきたのかを学ぶことと同じです。

こんなに美味しい味があったんだ!と、日本の魚の味に誇りを持って頂けるように、努力してまいります。

宜しくお願いします。

出張寿司 とびうお

 

※11歳のころ鳥取で釣りをする私です。

上田さん10歳

 

 

2016年出張寿司

寒ブリ(瀬戸内海愛媛産)プロの釣り師が活け〆したものをおろしています