相模湾での鯵(アジ)釣り~その1~ 釣り方とビシ(オモリ)
鯵(アジ)の釣り方
相模湾で唯一、一年中乗合船に乗れて、気軽に始められるのが鯵(アジ)釣りです。
釣り船を3船以上出している船宿は、ほぼ鯵釣り船を出しています。
釣り船は2つの釣り船に別れるといえます。
ひとつは、ライトタックルで釣る船。
もう一つが、130号のカゴ(ビシと呼ばれる)を使うやり方のビシ鯵船です。
ライトタックル船は結果として、釣果の安定している鯵を狙いますが、何でも釣れたら楽しいという五目釣りです。
ビシ鯵船は、鯵のみを狙いますので、他の魚が多いとポイントを移動します。
ビシ鯵船でのアジ釣り
ここではビシ鯵船について説明しますね。
鯵(アジ)は回遊魚ではありませんので、一年中相模湾にいます。
有名なのは走水ですが、二宮沖、江ノ島沖、金谷沖で釣ることが多いです。
鯵はその名の由来となったとも言われてますが、とても美味しい魚です。
たくさん釣れて近所にお裾分けしても、とても喜ばれます。
船で釣りをする人は、
- 魚の引きを楽しみたい人
- 魚との駆け引きを楽しみたい人
- 釣れた後食べるのが楽しみな人
に分けられます。
その中でも、食べる楽しみが大きな魅力の魚だと思います。
そのせいか、釣り人の年齢はかなり高いです。
昔から鯵しかやらないという方さえいます。
私はすでに100回以上アジ船に乗ってますが、比較的釣果の安定している魚です。
釣れる日で50〜70匹、悪くても20匹前後は釣れます。
しかし、2月の寒い中、2匹で終わった事もありました。
鯵釣りは、棚の取り方とビシの振り方…です。
鯵釣りの棚の取り方・ビシの振り方
棚は底から3〜5mです。これは変わりません。
問題なのは、ビシの振り方です。
アジ船に乗り始めの頃は、竿を思い切り上下に振ってました。
ビシの中のイワシのミンチを、広範囲にまいた方が鯵にアピールできると考えてました。
当時は潮の流れなんて考えていませんでしたし、周りをマネしていただけでした。
釣果は、トップ50匹⇒私20匹。そんな感じでした。
きっかけは、上手な人を観察したことと、船長に教えてもらったことでした。
江の島の萬司郎丸の船長にはたくさん教えて頂きました。
まあ、どんな下手でも私みたいに、50ー60回乗ればだれでも上手くなります。
100m下の海の中をイメージして、あまり竿を振らなくなりました。
竿を振ってから、あたりがあるまでの時間で調節していく感じです。
食いがいいときは問題ありませんが、問題は渋い時です。
その日のそのポイントにあった竿の振り方が分かれば、あとは同じ棚で同じ動きをするだけです。
慣れてくると手返しも良くなるので、竿頭も取れるようになりました。
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